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怪談部屋 怪奇篇―山田風太郎ミステリー傑作選〈8〉 怪談部屋 怪奇篇―山田風太郎ミステリー傑作選〈8〉
山田 風太郎 (2002/05)
光文社

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ちょっと気分を変えて、後半に収録されている
児童向けに書かれた少年ものを読む。
いくら著作範囲が広いとはいえ、
風太郎がまさか児童向けの物語まで
書いているなんて思わなかった(笑)
しかし、そんな児童向けと言えどきっちり
ミステリとして書いている。


「あら海の少年」
海賊船を罠にかけるために、
幽霊船を装うアイデアがいい。


「ぽっくりを買う話」
いわゆる一休さんのようなとんち話。
しかし立派なミステリ。


「びっこの七面鳥」
妖異金瓶梅とおんなじトリックだ(笑)


「エベレストの怪人」
非常に手際が鮮やか。
雪山だからこそできるトリックがすばらしい。


「とびらをあけるな」
少年達の大冒険。これはあまりミステリらしくはない。


どの作品も、児童向けでありながらレベルが高い。
しかも、児童向けの完全なミステリなんて
珍しいんじゃないんだろうか。
(というより、児童向けの平凡な話を、
視点を変えてミステリ調の構成に
仕上げているということなんだけど)
子供の頃に読んだら、面白くってハマっていたかも(笑)
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SKIN:Babyish-
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