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『叛旗兵』を読み終わりました。
なんとまあ破天荒、『風来』に匹敵するテンションの高さ、
とりあえずワケがワカランぐらい異常に面白い。
伝説の武蔵&小次郎の麻雀場面、
もう ノ リ ノ リ !!
最近私の頭の中で武蔵と小次郎が「チー!」とかやり合って
大盛り上がりである。
いやはや戦国時代の有名人らを勢揃いさせ、
それらオールスターが好き放題やり放題(笑)
もう目眩がするほどこれでもかという豪華絢爛さ!!


謎の人物本多長五郎、彼の正体については
序盤で誰しもが気づくものですが、
彼の正体を推理するのに気を取られていて、
肝心の伽羅姫の正体でまんまと風太郎にやられました(笑)
影を暗躍する本多長五郎、マジでカッコ良すぎ!!!
窮地に堕ち入った伽羅に短刀だけを投げ与えるなんて
どっかのネオロマみたいだ(笑)
さすが長五郎、ネオロマの術も心得ているのである
そりゃ伽羅も心奪われますわ。
もうすでに私の心が奪われてますがな。


直江四天王も個性豊かで、
奥さんが恐くてペコペコしてる車丹波も可愛いし、
女嫌いの上泉主水は恋人(?)の肩に押されてヨロめくシーンで爆笑
(このカップルはやっぱりくっつかなかったのかなー…)
お気に入りはケチンボで賭博狂で切支丹の岡野左内♪♪
普段は紳士然としてるくせに、たまに賭博仲間と使うような
荒々しい口調がつい出てしまうのが何ともおかしくツボ。
しかも切支丹のくせに賭博はもちろん女郎まで買うけしからんやつ(笑)
ヒョット斎は、まさか『風来』の馬左衛門と同じ宿命のキャラに
再びまみえるとは思っても見なかったのでなんとなく複雑な気分に(汗)

直江兼続もなんてオトコマエ!
いつも悠然と構えているところがいいですねえ♪♪


さて、最終的に「叛旗兵」たちは死地に赴くのですが、
ラストでは感動しなかったかなあ。
これまでのからくりの全てが
一番集約のしやすい方へ解決してしまうので、ちょっと拍子抜けし、
これまでが超ハイテンションだったので逆に山場がなくクライマックスが
薄れてしまった感もありました。
個人的には、ラストの一文のせいでこの物語が本多長五郎寄りなのか、
それとも「叛旗兵」寄りなのか曖昧になって
しまったような気がしてくやしい。


しかし、もうさすがの手腕で書かれたストーリーが
私の不満を雲散霧消させるほどハチャメチャに、とにかく面白い。
これまで、美しい女人のため、愛のために
身を投げ捨てるキャラクターたちは多かったけれど、
「叛く」という心に、炎を点じて殉じたキャラクターは
珍しいのではないだろうか。
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