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甲賀忍法帖―山田風太郎忍法帖〈1〉 甲賀忍法帖―山田風太郎忍法帖〈1〉
山田 風太郎 (1998/12)
講談社

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山田風太郎?
漫画が面白かったから『甲賀忍法帖』読んだんだけど、
50年前の作品なんていうから文語体だと思ってて拍子抜けだった。
何か若いよね。う~んだって私は太宰治とか読んでるし。
え、太宰治って昭和の人なの?


世の中、頭のいい読者とそうでない読者がいるので、
山風を勧める際には正直忍法帖は鬼門かもしれない。(相手の趣味好みは別として)
わたしゃ基本的に、文学を崇高なものだと捉えてエラそうな顔をし、
自称文学好きを吹聴する自己陶酔な人が嫌いである。



そして、たかが何作か読んだ程度で
その作家を安易に判断する人も嫌いである。
「プロ作家なら、一作読めば作家の本質、力量が分かるものだ」なんて
いう人があるが、その眼識の保証はどこからやってくるのか謎である。


Vシネマや映画化の影響で、
原作を一冊も読んだことも無いくせに判断する人も多い。
忍法帖には山田風太郎=忍法帖というイメージを
決定づけてしまうほどのパワーがあるのは確かだけど、
でも忍法帖を作家の一面だと考えずに、全面だと考えるのはいかがなもんだ。
しかも忍法帖という先入観のせいで、山風を食わず嫌いの人もいる。


おいおい、なんだか忍法帖って山風のマイナスイメージか?
自分はファンの一人だけど、山風において真髄はミステリ、真骨頂は
明治物だと感じている。
ミステリ、明治物に比べれば、
忍法帖は山風全体を理解する上であまり役立たないとも思う。


が、私自身忍法帖から山風入門し、
絶大な影響を受けてしまったジャンルだから、「やっぱり忍法帖」なのだ。
忍法帖を再読するたびに、「やっぱり忍法帖だよな」と。
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SKIN:Babyish-
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