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課題が一段落して、読書を再開。
「風太郎千年史」に収録されている
「巴里に雪のふるごとく」を読みました。
この作品はまだ未読の『明治波濤歌』(いいタイトルだ)に
収録されているので、ここでは飛ばして単行本で読もうかな~と
思っていたんですが読んじゃいました(笑)


毎度毎度明治物では、自分の無知加減を思い知らされます(泣)
今回はなんとゴーギャン、ヴェルレーヌらを
巻き込んでの推理小説!
マジでーと叫びたくなるような話がすごく面白い!!
しかも、何がすごいって、ここまで史実の人物で虚構の物語を
実際にありえたかのような演出をしておきながら、
それら史実の人物をつなぎ止める殺人事件を推理するのは
ガボリオの小説に登場するルコック探偵。
もうまさに大技、奥義炸裂(笑)
しかもルコックが川路と対決するんですよ!!
すごい、なんてとんでもない作家なんだ。
もう嘘かホントか、なんて鮮やかに飄々としてるんだろう。
しかもラストのシメもタイトル通りヴェルレーヌでシメる。唸るなあ。
好きだ~このラスト。
こんな宝石箱のような格調高い短篇、ものすごく贅沢だなあ。…
もう、小説の枠組みを超えている気がする(笑)
いや~もう評価できない。
こんな型破りなすばらしい小説を評価できる言葉なんてないですよ。
しかもこの後に「黄色い下宿人」が収録されてるのがなんともニクい。
も~ニヤニヤ(笑)
一気にお気に入りになりました、「巴里に雪のふるごとく」。
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SKIN:Babyish-
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